連邦風

当方は別に人から笑いを取ることを宿命付けられたわけではないのだが、意に反して笑われることは多大にあるわけであり、笑わせることには職人のスキルが必要だが笑われるのはアホでもできるというかアホだから笑われるというのを身をもって示し続けているわけであります。
それにしても、友達と会ったときに不意に「…やるのか?」と言いながら懐から『龍騎』のカードデッキ取り出して窓の前まで全力疾走、とかしたいなぁとさらに笑われることを考えていたりするので恐ろしいですが。さらにカードデッキの中からSEGAの湯川元専務の名刺とか出てきたらシュールだなぁとか考えていたらあややのトレカを使ってすでにやってる人がいると風の噂で耳にして世の中捨てたもんじゃないなと思いつつ当方はやるのを止めた。

前に、「水分ペアパック」のシャンプーボトルを取り出して「おや?そういえば同じ方向でしたね」と言おうか言うまいかという脳内会議をしていたところ、シナリオライター風見周先生のサイトで「あれ(水分ヘアパックのCM)は男前だから許される。他の人だったら変態」といった意味合い(一部誇張表現あり)の記述を発見し、泣く泣く諦めたのでした。ネタを一つ失いましたが、人間的には何かを失わなくてよかったのではないかと思います。

そんな風見周先生の小説「ラッシュ・くらっしゅ・トレスパス」の最新ヴァージョン「すれ違いのハードミッション」が発売されました。
こちらの小説の特徴は「■シナリオライターとしても活躍中の著者のデビュー作、■進入屋という他に類を見ない設定、■スチーム・パンクな世界観、■スピーディーで読者を引き込む展開、■個性的な登場人物、■ボーイッシュ娘ハァハァ、■メガネっ娘ハァハァ、■姉御肌美女ハァハァ、■ロリショタハァハァ」
という点でしょう。

今回のバージョンアップでは
●緊迫感を増した侵入描写
●随所の笑いとほろりとさせる感動
●各キャラクターの知られざる過去が垣間見えるセリフ
●中盤にはりめぐらされた複線、終盤のどんでん返し
眼鏡っ娘敏腕担当編集Kさん

となっています。

という事で、最近楽しめるライトノベルを読んでいないとお嘆きの方や、ライトノベルは好きだが剣と魔法の世界は食傷気味という方、普段漫画ばかり読んで活字と接していない方、いろんなタイプのキャラでハァハァしたい方などは、この小説をお手にとってみてはいかがでしょうか。