そうだ、秋田へいこう

北へ向かう旅とは、なぜか悲しい雰囲気が漂う。ここで「北へ〜行こうランラランンッ!」という北海道観光案内ゲームのテーマソングが頭に浮かんだ人は深く反省するように。
ここで私が思い浮かべてほしいのは「津軽海峡冬景色」のような歌の情景である。日本海の荒波が、北の気候の厳しさが物悲しさを際立てるのか、北へ向かう旅にはどこか悲壮感が漂う。
私はといえばこれから「悲しみ本線日本海」で大阪を旅立ち、一路向かうは秋田の実家。
 
中学の同級生が結婚するそうな。
 
 
 
 
 
 
 
 
もうそんな年齢なのね…。
 
 
大阪駅からでも、新大阪駅からでも乗れるってことで、とりあえず地下鉄で本町まで移動。本町から御堂筋線に揺られながら「梅田 -JR乗り換え-」って書いてあったんでとりあえず下りておこうかと思い、歩く。…JR大阪駅って書いてるな…御堂筋線梅田駅の隣には、JR大阪駅があるなんて新たな発見です。

まぁ、これで迷わず寝台には乗れるみたいだし一安心。
旅の楽しみといえば駅弁。旅の雰囲気を味わいながらご当地のお弁当をいただく。これぞ旅の醍醐味と思って買ったんだけどさ、発車前からパクついてたら大阪−新大阪間ですでに完食。情緒も何もあったもんじゃないね。つーかフードバトラー。

隣の方のいびきがうるさいという日記のネタにするのも迷うようなお約束ッぷりにニヤリとしながらも、電車は北へ北へと進むのでした。